アラーム弁の結線 2

スプリンクラー設備や泡消火設備にあるアラーム弁(図 60−6)ですが結線図を見ると火災時にA接点が2つ出力されることがわかります。圧力スイッチ内部の接点が水流の力により閉じる仕組みになっています。定温スポット式感知器が熱により内部の接点が閉じるのと同様です。


配線のルートは図60−7の通り、受信機から直接アラーム弁へ耐熱2芯が配線されていました。(図 60−7)



受信機のC、L9と圧力スイッチの接点を結線し一緒に終端抵抗を取り付けます。9番の地区窓に「1階スプリンクラー」などと表示しておきます。圧力スイッチで遅延効果があるので受信機では9番を個別蓄積解除の設定をします。放送連動の場合は9番の発報の際に発報放送あるいは発報放送と火災放送との間隔を省略出来るように受信機を設定します。